ダイア開発株式会社

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造園工事とは

造園工事とは、建設業許可制度で定められた専門工事の一つで、庭園や公園、緑地などの苑池を築造する工事のことを指します。また、道路やビルなどの屋上緑化・植生復元のための工事も含まれます。

造園会社の主な仕事

個人邸植栽管理

現代では本格的な庭園を造る機会は大幅に減少していますが、他の建設業とは異なり、定期的な「維持管理」の業務があることが造園業の特徴でもあります。

個人邸においては、樹木の剪定や生垣の刈り込み、芝刈り・草刈りが主な業務です。なかには背丈の高い樹木を剪定することもありますが、長年放置しておくと管理が困難になってきます。過去には近隣住宅に枝が伸びすぎたことでトラブルにつながったケースもあるほどです。

お庭全体の見栄えとしても、毎年決まった時期にお手入れをしているほうが綺麗に整います。特に人が集まるお盆や正月の時期にスッキリした状態で迎えたいというご要望が多く、お手入れのご依頼が込み合う繁忙期となっています。

道路街路樹管理

造園会社は街路樹の管理も担います。国道であれば国土交通省から、県道であれば県からの業務依頼を受けることが一般的です。

公共施設指定管理

国や地方公共団体が管理・運営する公共施設では、民間の企業に業務の一部を委託することがあります。この制度が「指定管理制度」と言われるものです。特に造園業では、公園の植栽管理と運営を受けることが多く、緑を扱うエキスパートとして業務にあたります。

民間企業植栽管理

工場内の緑地やビル・ホテルの屋上緑化、花壇管理など内容は多岐にわたります。店舗や工場では敷地面積における最低限の緑地の割合が決まっている場合が多く、植栽の年間管理が組まれているケースがほとんどです。