ダイア開発株式会社

TEL:050-5538-2880(AM9:00〜PM6:00)

解体工事の流れ

1. 事前調査

解体工事を始める前に、建物や周辺環境の状況を調査します。建物の構造や使用されている素材、配管や配線の配置を確認し、解体計画を立てるための重要な情報を収集します。また、アスベストや有害物質の有無もチェックします。

2. 許可申請と近隣対応

解体工事には建築基準法や廃棄物処理法に基づく許可が必要です。これには市区町村への申請や、解体工事業者登録証明書の提出が含まれます。さらに、工事による騒音や振動に配慮し、近隣住民に事前説明を行い、理解を得ることが大切です。

3. 仮設工事

工事現場周辺に養生シートや防音壁を設置し、騒音や粉塵の飛散を防ぎます。また、足場の構築や重機の搬入準備を行い、安全対策を徹底します。

4. 内部解体作業

建物内部の残置物や家具、内装材を撤去します。窓やドア、壁、天井などを取り外し、必要に応じて配線や配管も撤去します。内部解体は手作業で行う場合が多く、外部解体に進むための準備段階となります。

5. 外部解体作業

重機を使用して建物の主要構造を解体します。木造、鉄骨造、RC造など建物の構造に応じて、適切な機材を用いて解体を進めます。特に安全面に配慮し、建物の倒壊を防ぎながら作業を行います。

6. 廃材処理

解体で発生した廃材を分別し、リサイクル可能な素材(鉄、コンクリート、木材など)を再利用します。廃棄物処理法に従い、適切に処理または運搬されます。

7. 整地作業

解体後の土地を平らに整地し、次の建築や用途に備えます。整地作業では、不必要な残材を除去し、地盤の状態を整えます。

8. 最終確認と引き渡し

工事完了後、現場を確認し、問題がないことを確認します。その後、依頼主へ土地を引き渡し、解体工事は完了となります。